本日10時より、境内摂社、大宮天満宮の夏祭りを斎行しました。
菅原道眞公を偲び、学問の発展を祈念致しました。
道眞公は梅が大好きだったと言われ、当社を含め各地の天満宮には梅が植えられていたり、梅の絵が飾られています。
あらぬ罪で左遷されてしまった際に、京都の紅梅殿の梅に向けて詠んだとされる
「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主無しとて、 春な忘れそ(春を忘るな)」
(こちふかば においおこせよ うめのはな あるじなしとて はるなわすれそ)
という歌があります。
春に東風が吹いたら花をさかせてその匂いを届けてほしい、私がいなくても咲き続けておくれ
という意味だそうです。
惜しむ気持ちと梅への愛情がとても伝わってくる良い歌だと思います。
